
ポート開放とは?

ポートとはいわば
ゲームサーバー(ゲームを動かす)ものについている鍵の役割をします。
出入口が複数あるサーバーの入口指定(ポート番号)がある状態で
どこの入口で鍵がかかってるかかかってないかによってゲームに入れるかが変わります。
ゲームに使用する入口の鍵を開けてあげる作業がポート開放になります。

鍵をあける作業をする事によってそのゲームサーバーへ接続出来るので逆を返せばポート開放が
うまく行っていなければ、ゲームサーバーへ接続できないという事態になります。
開放の事前準備
端末IPの固定 ~IPチェック~
まずはIPアドレスの確認をしましょう。
Windowsの「ここに入力して検索」かもしくは
WindowsのロゴキーとRを同時押ししてそこに【cmd】と入力します
すると【コマンドプロンプト】という黒い画面が立ち上がります。

ipconfig
とここに打ちましょう。
すると・・・・

この様な画面が出てきます。
この画面の IPv4アドレス が現状の固定すべきIPであり
設定するIPですのでここをコピーか覚えて下さい。
IPの固定
先ほど同様に
Windows左下の「ここに入力して検索」に
【ネットワーク接続の表示】と入力して立ち上げます。
すると・・・

この様な画面が出てきたかと思います。
使用している方のネットワークを右クリックし
プロパティを開きましょう。そして 【インターネットプロトコル4】を選択します。

このような画面がでるかと思います。
その後インターネットプロトコルバージョン4に先ほどコピーしたIPv4アドレスを入力するので
次のIPアドレスを使うにチェックを入れて下さい。

するとこのような画面が出てくると思うので
IPアドレス → 固定したいIPアドレスを設定します
4つのブロックで構成されているので左の3ブロックは先ほど取得したIPv4の初めと同じにしましょう。そして、一番最後の右は固定したい好きな数字を0から999の中で決めれます。ただし後に設定するデフォルトゲートウェイと一緒はダメです。
サブネットマスク → 255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ → 先ほどのipconfigで取得したIPv4アドレスを入力します
有線DNSサーバー → デフォルトゲートウェイと一緒
代替DNSサーバー → 入力なし
完了したらOKを押しますが注意として一瞬ネットワークが途切れるので
ダウンロード中や何か作業をしている時は全て完了して保存してからOKを押しましょう。
解放前のチェック項目
・二重ルーターになっていないか
・モデムでルーティングしているのか無線LAN機器でルーティングしているのか
(設定方法が変わります)
・セキュリティソフトのファイヤーウォールが機能していないか
(Windowsのファイヤーウォールは大体有名なゲームであれば勝手に許可されます)
ポート開放のやり方
ルーターでルーティングしているのか
モデムでルーティングしているのか。
要はプロバイダの情報を処理しているのがどっちかも重要になってきます
終端装置(モデム)にルーター機能がついている場合
この場合は二重ルーターになっていないか確認しましょう。
無線LAN(ルーター)をブリッジモードやアクセスポイントモードにしてから設定しましょう。
ポート開放をする時はモデムの接続IP(192.168.1.1等)に接続して
モデム毎に割り当てられた設定をします。
ただ、終端装置もルーターも無数にあるので今回は一つだけ例として設定方法を解説します。
RS500MIの例
RS500MIではデフォルトゲートウェイが 「192.168.1.1」なのでこちらに接続します。
IDとパスワードを求められますが
デフォルト設定では「user」「0000」なのでこちらを使用してログインします
もしパスワードが初期設定なら早めに変更する事をおすすめします
その後 詳細設定の中の静的マスカレード設定から
右側の編集ボタンをクリックし(空いている場所であればどこでも可)
変換対象ポートをゲームに使用するポートにします(マインクラフト等であれば25565)
宛先ポートも上で設定したポートと同じ番号にします
そして最後にIPアドレスを上で固定した IPv4アドレスを入力して保存します。
モデムによっては ポートマッピング設定 ポート変換設定 等の名前の場合があります!
検索で モデム名 + ポート開放(もしくはポート変換) で検索しましょう!
ルーターでポート開放をする場合
これに関しては
出来る機種と出来ない機種がある事。
そして
無数に機種の種類があるので
こちらも説明しきれません。
バッファロー製のルーターで
あればかなり楽にポート開放が出来たはずです。
ルーターの型番を調べる場合は
ルーターの裏面や下部に型番が記載されているはずです。
ツールで解放
UPnPCJ
というツールと
開放くん
というポート開放ツールがあります。
しかし筆者はこれらをおすすめしません。
いわばツールで無理やり鍵(ポート)をこじ開けているようなものなので不具合が起きたり
しっかりポートが空かなかったり等あまりおすすめできません。
とは言っても簡単である事は間違えないのでトラブルが起きていなければ使用も有りです
ポート開放をする場合は対策ソフトを入れて設定する事でセキュリティが上がります。
UPnPCJ
開放くん
ポート番号(例)
ポートを開ける際に
デフォルトで設定されているポートが各自あるので
それらを設置しておきます。
Minecraft = TCP「25565」
RUST = UDP「28015」TCP「28016」
(※RUSTは2つとも開ける必要があります 片方は管理ツールで使用します)
7DaysToDie = TCP「26900」
ポート開放の危険性とデメリット
いわばポート開放は
誰でも入れるように鍵をあけてあげる行為です。
つまりそれに伴い攻撃されやすくなったりセキュリティ上の危険性というのが少なからず出てきます。
そして、サーバーホストになるという事は
他人を自分の家に招き入れるという事なので
その分様々なリスクがある事は最低限把握しておきましょう。
ポート開放をするのであれば
セキュリティソフトを導入する事をおすすめします。
ゲーマー向けのソフトであれば動作も重くならず軽量のままセキュリティを上げられます。
ポート開放がどうしても出来ない方やPCを24時間つけれない方
自動構築機能ですぐに24時間開放(ポート開放不要)
月額数百円で
24時間サーバーを稼働させられるので
好きな時にプレイヤーが遊べるというメリットが生まれます。
RUSTやARKも自動構築できるようになりました
ページ下部に構築の方法等が掲載されています。
カスタムできる分難しいがCONOHAなら簡単
VPSは自由度が高く、一台のサーバーを好きに出来
少し知識をつければサーバー同士を行き来する設定をしたりその他にも
別のサーバーでデータを管理して実際のプレイするサーバーからデータを引き出す等
細かい通常では出来ないような事等が自由に出来るのが特徴です
今後プラグイン等に力をいれたり細かくカスタムしていきたい方におすすめです。
ただ、VPSは操作が難しいのがデメリットですがCONOHA

めんどうな作業なくワンクリックでサーバーを建てられます。
それに加えて少しの知識をつければ好きにカスタム出来ます。
コスパ重視最安値ならAgames
AGAMES等であれば
最安で性能の良いゲーム専用サーバーが借りれるので
めんどくさい設定をして自宅で電気代を払うより
はるかに安上がりですしポート開放等も不要です。
こちらも一応自動構築はついていますが
CONOHAの方が操作としては簡単です。
ポート開放不要
ポート開放等のわからない作業がなく、設定するだけでIPアドレスが出てくるので
そこに接続するだけでゲームがスタート出来ます。 権限の設定等もマニュアルがあるので簡単。

ゲーム特化
ゲームに特化しているので
ラグが発生する事が少なく別のサーバーより性能に対してコスパが良いのが特徴です。
又、ゲームに嬉しいバージョン変更機能だったり
知識ある方であればカスタマイズ出来るMYSQLデータベースが無料で使えたりします

攻撃対策
大規模サーバーも性能によって軽々動きますが
それに伴って100人単位で入るようなサーバーでも攻撃対策やDDOS緩和があり
そして大人数でも安くサーバーの運営が出来るというメリットがあります
Agamesであれば
超コスパでサーバーを構築する事が出来ます。
Conohaでサーバーの自動構築とゲーム開始までの解説
ポート開放はプロバイダがもともと禁止していたり
ファイヤーウォールの関係だったり、ルーターが対応していない等様々な要因があります。
もし、ポート開放が出来ないのであればゲーム用のレンタルサーバーを借りるのも手です。
Agamesでの構築解説はコチラ
7dtd等やRust・Arma等別のゲームのサーバーは割と知識が必要
別のゲームサーバーを
建てる場合もVPSで細かくカスタムできますが
VPSでのサーバー構築にはある程度の知識をもって自分で構築する必要があります。
ただ、CONOHAではプリセットが追加され
「RUST」「ARK」「7DaysToDie」に関しては
ワンクリックで自動構築が完了するようになりました。
RUSTというプリセットやARKというプリセットを
選択するだけでIPアドレスを入力するだけでプレイ可能です。
そのためCONOHAならRUST・ARK・7DaysToDieも自動構築可能です。