はじめに
ValorantやAPEXをはじめ、PCを中心にスマートフォンでも本格的なものが楽しめるようになってきたFPSゲーム。
ランクマッチなどの本格的なものとなると、なかなかうまくならずに悩んでしまいますが、
タイトル間で上級者はみんなやっている共通する考え方があります。
ではそれはなんなのか。ジャンルによって分けて紹介していきます。
FPSゲームにおける共通的な考え方
① 味方の位置把握

味方の位置を把握することは、意外と多くの人ができていないことです。
FPSはどのタイトルでも、基本的には敵チームよりも味方チームの人数が多いほうが勝ちやすいですよね。当然です。
そこで、大事になってくるのが「味方の位置を把握すること」です。
生存している味方の数と敵の数が同数でも
戦闘が発生した瞬間にその場に何人いるのかが、本当の人数有利不利の決まる部分です。
もし、味方の位置を把握せずに自分だけ前で戦っていても、相手のカバーが間に合ってしまえば人数不利になってしまいます。
逆に、味方が詰めているタイミングで、自分だけ一人別のところにいてもまた、人数不利の戦闘を強いられることになりそうですよね。
上記の例はわかりやすいものですが、
FPSのような敵も味方も常に動き続けている流動的なタイプのゲームは、より細かくシチュエーションを考える必要があります。
大体は時間に限りのある戦いですから、
それらをすべて把握することはプロレベルでも不可能です。
そこで次の考え方が有効です。
② テンプレを考える

今回紹介する中で最も大切で、最もすぐにできるようになることだと思います。
どの攻め方をするのか、どの守り方をするのかをしっかりと覚えるだけで、人数把握を楽にするだけでなく、簡単な人数有利を作り出すことや敵をおびき出すようなシチュエーションを作り出すことができます。
しかし、単純に覚えるだけでは不十分です。
自分の持っている作戦やテンプレが通用しない敵もいます。
自分の知らない攻め方、守り方をしてくる敵もいます。
そういったときに力になるのは、「自分のテンプレのメリットデメリットまで考えること」です。
自分の持つテンプレをより深く理解することは、状況把握能力を伸ばします。
自分の知らない作戦をその試合中に、ある程度分析したり、ある程度の対処や自分の作戦に加えたりすることができます。
大会シーンでのセットアップなどは確かに強力で抜け目のないものが多いですが、チームメイトとのコミュニケーションを満足にとることができないことが多いランクマッチなどでは、真似しずらいことが多いです。
最も覚えやすく、効果的なテンプレ、作戦はYoutubeのコーチング動画等です。
自分と同じくらいの実力を持つ人がコーチングされている動画を見て、不足している部分を補うような覚え方をしましょう。
動画をはじからはじまで見ても、覚えることが多くなり、やる気も続きにくくなります。
自分の好きなキャラクターや、戦いのスタイルをある程度固めておいて覚えるのが良いでしょう。
③ 自分にされて嫌なことをする
こういうと、すごく正確の悪い人のような気がしますが、確かにその通りかもしれません。
ゲームをうまい人についての形容は「き〇い」「性格が悪い」などが多い印象です。(笑)
基本的にFPSは対人ゲームですから、敵は全知全能ではありません。
ある程度予測できる可能性を排除しつつ、妥協を交えながら戦ってきています。
もちろんそれは自分たちも同じで、すべての可能性を考えてプレイしていてはいくら時間があっても足りません。
そこで、敵の割り切った思考に入り込むことが強力な一手になることが多いです。
これをこの段落では「されて嫌なことをする」と紹介しているのです。
「そんなとこ見ないよ!」「こいつき〇いな~」と声に出したことあるでしょう。
その瞬間は確かにそういった感情で頭がいっぱいになりますが、冷静になると相手が意識の間にうまく入り込んできていることがわかるでしょう。
そういった瞬間はやはり成長のチャンスです。
そっくりそのまま真似してみるのではなく、同じような動き方をできるような、他のシチュエーションを考えましょう。
④ 「俺、私、最強」を忘れない。
なんのスポーツをするのにも「自信」が大切だとよく言われますが、esportsはそれが特に顕著です。
競技シーンを生きる選手たちは、誰のどのインタビューを見ても自分たちがいかに強いかを語ります。
もちろん、彼らは想像を超えるような努力をしていますから、そういった言葉が常に頭の中にあるのは自然でしょう。
しかし、私たち一般ゲーマーにとってもそれは同じです。
努力の量に裏付けられる自信でなくても、とりあえず最強!精神でプレイしましょう。
自分が不利だと思った打ち合いには必ず負けます。
味方の士気が下がっているなと思えばVCは暗くなります。
楽しむことを忘れなければ、楽しんでいる自分に自信がつくはずです。
また、よく褒めあえるようなチームメイトとプレイするのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
まだまだこれからという人も、なんとなく行き詰っているという方も
なんとなくわかっていたような気になっているだけで
文章としてみるとさらに、自分の考え方でよくなかったものがはっきりとしてくると思います。
今回書ききれなかった考え方のコツを、より具体的に、より細分化して別の記事でもまとめたいと思いますので、そちらもご覧ください。