RUSTのマップだけ、レシピだけをワイプする方法
ワイプに関しては任意の日で
簡単に削除・ワイプする事が可能です。
ワイプ自体に関しては
調べていただけると助かります。
(マップが更地になったりレシピがリセットされるアレです)
ワイプの仕組み
1週間ワイプを宣言しているサーバーや
2週間・4週間ワイプを宣言しているサーバーがありますが
どちらにしろ1か月周期で大きなアップデートが来るので無理にワイプしなくても強制的に1か月でワイプされます。
サーバーの強制ワイプ時の
アップデートは下記記事をご覧ください。
基本的に自動アップデートの仕組みが出来ましたが
人によっては正常にアップデートされない方もいますし、CONOHAのマニュアルは少し分かりにくいので下記方法を試していただければと思います。
ワイプする2つの方法
ワイプの方法は二つの方法があり
どちらも結果・ファイル移動は同じですが
CONOHAのマニュアルに書いてあるコマンドを打つより楽かと思いますのでこちらを参考にして頂ければと思います。
CONOHAの公式マニュアルはコチラ
Linux等で自PCでサーバーを立てている方も同様の方法でワイプが可能です。
方法①:FTPソフトでマップをワイプ(推奨)

どちらにしろコマンドを
入力する必要はありますが
ファイルの指定等が簡単に出来るので説明通りに
設定していただければ確実にワイプが完了するかと思います。
サーバーを建てた際にSSHKEYを「使用しない」にしていると、コマンドで設定を変更するか、「再構築」の必要があります。その場合方法②を使用するか、サーバーをリセット出来る際に再構築を行ってください。
手順①:FTPソフトをダウンロード
FTPソフトはサーバー等と
ファイルのやり取りをするソフトになります。
お勧めは筆者の使っているCyberDuckですが
その他に有名どころではFFFTPやWinSCP等があり、どれも無料で使う事が出来ます。
(※ソフトダウンロードによる損害については責任を負いかねます)
FTPソフトと検索して
お好きなFTPソフトをダウンロードしてください。
今回は筆者の使っているCyberDuckで説明します。
手順②:CONOHAで公開鍵を入手
もしサーバー追加時にSSHKEYを設定していない場合はこの手順を飛ばしてください。ただ、セキュリティ上もし可能であればサーバーを停止し、再構築する事をおすすめします。
RUSTサーバーを契約している
CONOHAアカウントにログインし、左にある「セキュリティ」タブから「SSH KEY」を選択します。

公開鍵はサーバーにアクセスするのに
必要な鍵(ファイル)です。単純に、ログインするのに必要なものと思っておいてください。

右上の 「+パブリックキー」を選択します。
リージョン:東京
登録方法:自動作成
ネームタグ:適当な物

このような表記が出てくるので
ダウンロードをクリックしてそのファイルを保存しておいてください(無くさないように!)
手順③:RUSTサーバーにFTPソフトでログイン
まずはCONOHAにログインします。
ログイン後
RUSTサーバーの詳細情報をクリックします。

詳細情報をクリックすると下記のような表示になるかと思います(モザイクしています)

ココの「IPアドレス」
を控えておいてください。後ほど使います。
次にFTPソフトを起動します。(今回はCyberDuckで説明します)

「新規接続」を押します。
上に選択するタブが出てくるので「SFTP」にします。

SSH(手順②)を飛ばしている場合は「FTP」を選択します。

その後、サーバの部分に
先ほど控えた「IPアドレス」を入力します。
次にユーザー名の部分に「root」と入力します。
そしてパスワードにいつもサーバコンソールに
ログインする際に使用する、最初に設定したrootパスワードを入力します。
※セキュリティの理由でroot以外のアカウントを設定しており、root以外でログインする場合はrootではないパスワードになります。
そしてSSH Private Keyの部分の
右側の Choose...をクリックし、先ほどダウンロードした鍵(拡張子pemで終わるファイル)を選択します。
そして「接続」を押すと
ファイルの一覧が表示されますので、そこからマップデータ・BPデータを選択して削除します。
手順④:マップデータ・ブループリントを削除

接続に成功すると
この様なファイル一覧がずらーっと出てきます。
RUSTのサーバーは
通常でデフォルトであれば[opt → rust_server]と存在しています。
※ファイルが表示されない場合は上にある画像の部分を「/」に変えて下さい。

そして
[rust_server]の中の[server]を開くと
自分のサーバー名が出てきます
通常であれば[server_14842]等 server+数桁の数字 等にデフォルトではなっているかと思います。
※筆者はサーバーのファイル名を変えているため[server1]となっています。

このように、[server]を開き
[サーバー名]のファイルを開くと
ずらーっとファイルが、たくさん並んでいるかと思います。
このファイルの中にマップデータ・BPデータ等が格納されています。
マップをワイプしたい場合
マップをワイプしたい場合はマップデータを削除します。
マップデータは
拡張子(ドットの後)として 「.map」「.sav」がついてるものになります。
「.sav」に関しては数字がいくつかありそれらも全てマップデータなので消去します。
上記の画像(※1)の場合下記の4つを削除します。

ファイルを右クリックし「削除」を押します。
注意文が出てくるのでそのまま続行してファイルを消去します。
※この時不要なバグを引き起こさないために絶対にサーバーを停止してから行ってください。
サーバー停止方法
CONOHAのダッシュボードに行きRUSTサーバーのコンソールを開きます。
RUSTサーバーのコンソールでroot等でログインした後
[systemctl stop rust-server.service] と入力し、数分間待ちましょう。
コマンドが再度入力できる状態になったらサーバー停止完了です。
.map .sav(数字)を削除し終わったら再度サーバーを起動します。
systemctl start rust-server.service でサーバーを起動すると新たにマップの構築がはじまり、まっさらなマップになります。
ブループリント(レシピ)をワイプしたい場合
レシピをワイプしたい場合は
データベース系ファイルをすべて削除します。
拡張子が「.db」で終わるファイルを削除します。
レシピの進行度だけであれば
player.blueprintというファイルだけでも良いですが、特にレシピだけであれば他のDBも必要ないので同時に消去します。
上記の画像(※1)の場合は下記のデータを削除します。

※この時不要なバグを引き起こさないために絶対にサーバーを停止してから行ってください。
サーバー停止方法
CONOHAのダッシュボードに行きRUSTサーバーのコンソールを開きます。
RUSTサーバーのコンソールでroot等でログインした後
[systemctl stop rust-server.service] と入力し、数分間待ちましょう。
コマンドが再度入力できる状態になったらサーバー停止完了です。
.dbを削除し終わったら
systemctl start rust-server.service でサーバーを起動し、データの構築を待ち、起動するとレシピがまっさらな状態になります。
方法②:コマンド・コンソールで削除

コンソールでファイルの指定や削除・移動を行います。
コマンドを間違えるとエラーが発生するため注意が必要です。
手順①:コンソールにログイン
CONOHAを開き、コンソールを開いてください。
ダッシュボードに入りコンソール・もしくはログインした後の画面でコンソールを開くことが出来ます。


コンソールを開くと
ログインする画面に遷移するかと思います。
(※わけのわからない英語がズラーっと並んでいる方は「exit」と打ってログアウトしてください)
再度ログインしましょう。
rootパスワード等でログイン(アカウント設定している方はそのパスワード等)します。
手順②:情報を確認
ログイン後、情報が出てきたと思いますが
下の方にこのような枠が出てくるかと思います。

(※消してしまってる方は後に説明する方法で確認してください)
この rust server name の部分下記画像の赤線部分が
今回必要な情報になってきます。今回は筆者のサーバーが「RustServer_21748」となっているのでメモします。

※人によって違うのでそれぞれ確認してメモしましょう
このメッセージを削除してしまったりサーバー名を変えている方
このメッセージを削除していたり
サーバー名を変えてしまっている方は下記方法で確認してください。
コンソールに「systemctl edit --full rust-server.service」と打ちます。
矢印キー「←↑↓→」を使って
行を移動するのですが、かなり横に長いため[service]の中の
7行目辺りに行き、右矢印で見えていない部分に移動します。
下記画像のように 「+server.identity の "" の中に書いてあるものがサーバー名です。」

このサーバーでは「server1」という
名前になっているためserver1というファイルが生成されています。
手順③:データを消去するコマンドを送信
早速データを消去します。
先ほどメモしたサーバー名を用意してください。
まずはサーバーを停止させます。
「systemctl stop rust-server.service」を入力して数分間待ちます。
コマンドが入力できる状態になったらサーバーの停止が完了です。
マップを削除する場合
サーバーを停止させた後
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.map」を入力します。
〇〇〇〇の部分を先ほどメモしたサーバー名に変更します。
筆者の場合は「rm -f /opt/Rust_server/server/RustServer_21748/*.map」となります。
続けてsavデータも消去します。
(※まとめて削除も出来ますがファイル指定時にエラーが多いので一つづつ消していきましょう)
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.sav」
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.sav.*」
コマンドの意味としては
rm(ファイルを削除) -f(確認無し) optファイルの中のRust_serverの中のserverの中の〇〇〇〇の中のmapデータを削除する!
というコマンドになります。
これら3つのコマンド
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.map」
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.sav」
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.sav.*」
を入力し、「systemctl start rust-server.service」でサーバーを起動してあげるとマップのワイプが完了です。
レシピ等を消去する場合
サーバーを停止させた後
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.db」を入力します。
〇〇〇〇の部分を先ほどメモしたサーバー名に変更します。
筆者の場合は「rm -f /opt/Rust_server/server/RustServer_21748/*.db」となります。
コマンドの意味としては
rm(ファイルを削除) -f(確認無し) optファイルの中のRust_serverの中のserverの中の〇〇〇〇の中のdbと拡張子がついているファイルデータを全て削除する!
というコマンドになります。
データ削除のコマンド
「rm -f /opt/Rust_server/server/〇〇〇〇/*.db」
を入力し、「systemctl start rust-server.service」でサーバーを起動してあげるとレシピのワイプが完了です。
わからない事があればお気軽にコメントでご質問下さい