RUSTサーバー

ConoHaやXserverでRUSTのModサーバー構築方法【Oxideファイルが生成されない等】

Oxideとは?

Rustのサーバーに対してOxideという
ベースシステムを導入する事によって身内だけを入れる
ホワイトリストや、自動イベント、採取量調整等様々な事が出来るようになります。

ここでは、基本のサーバーが構築できているとして開設していきます。


構築が出来ていない方はコチラ
(当サイトではXserverも良いですが、比較的システムの更新が早いConoHaをおすすめしています。)

Conohaで構築

プラグインシステムの種類

ベースシステムにはOxide・Carbon・Harmony等の
システムがありますが、Harmonyはバニラ状態でもシステムに組み込まれているものの
Oxide・Carbonは自分でシステムを導入しなければなりません。

しかし、プラグインの種類や更新頻度を考えると
一番量が多いのがOxideなのでOxide環境で構築する事をおすすめします。


HarmonyにはGUIを用いた高性能プラグイン等が
多く開発されていますが、Harmonyのプラグインは有料のものが多いです。

Oxideの導入

まずはOxideを導入します。
Oxideを導入するにあたって、CONOHAやXserverのテンプレートは
LinuxをベースとしているのでOSはLinux(一部CentOS対応)として解説します。

よく、質問でoxideのプラグインファイルが生成されません;;という方がいますので
そちらの対応方法も導入時に解説していこうと思います。

Oxideベースシステムのダウンロード

まずは、RUSTの
uModへアクセスしOxideをダウンロードします。

ダウンロードの欄で最新の更新日のパッケージを
ダウンロードするのですが、この時、ConohaやXserverはLinuxを使用しているため

赤線で囲われている絶対にLinuxビルドをダウンロードしてください。

Windowsバージョンでも動作はしますが
様々なエラーが出たり、ファイルが足りない(対応していないため)と表示されると思います。

FTPソフトのダウンロード

ファイルをいじるために
FTPソフトをダウンロードします。FTPはファイルをGUIで操作する事が出来ます。

コマンドでもダウンロード・インストール可能ですが
仕様やファイルの場所が定期的に変わる為今回は不要なバグをさけるためにFTPソフトで操作します。

GamersPalおすすめのソフトはCyberDuckなので
今回はCyberDuckを使用して、操作していきます。

寄付などがありますが、もちろん無料で使用可能なソフトです。

WindowsかMACを選択してダウンロードします。

CyberDuckで接続

接続するために
各レンタルサーバーのIPを控えます。

ConoHaであれば、契約したConoHa for Game
のトップに表示されているので、コピーボタンを押して控えます。

Xserverであれば、契約したVPSの
VPS管理を押して、下にスクロールすると「IPアドレス」の欄が表示されます。

これらを控えたうえで
CyberDuckを起動してください。

新規接続をクリックします。

そうするとこのように新規接続に必要な
情報を入力する画面になりますので、上部の選択部分をFTPからSFTPへ変更してください。

その後、サーバーの部分にIPアドレスを入力し
ユーザー名をroot
パスワードは構築時に設定したrootパスワードを使用してください。

SSHキーを作成した場合はそのファイルを選択し割り当てます。

接続をクリックすると
許可・不許可が出てくるので許可をクリックしてください。

そうするとこのようにファイル一覧が表示されます。

ConoHa for GAMEで接続できない人

初期のConoHa for GAMEでは
FTP接続用のポートが開いていない可能性がありますので

契約したサーバーをクリックし
下のセキュリティグループの中で追加ボタンを押し
IPv4v6-SSHというセキュリティグループを追加して保存してください。
(※作業終わった後は削除した方がセキュリティ性は高まります)

事前準備とOxide導入

RUSTのファイルはConoHaではoptの中のSteamの中にあります。
一方で、XserverはHomeの中のSteamの中にあります。

ディレクトリパスは下記になります。

ConohaのRUSTデータ

/opt/steam/rust_server/

XserverのRUSTデータ

/home/steam/rust_server/

CyberDuckの操作をする前に
先ほどダウンロードしたOxide_linuxを解凍してください。

ZIP形式なので
右クリックしてすべて展開 (MAC OSであればダブルクリック)で展開が可能です。
その後、中に「RustDedicated_Data」というファイルがあります
これが今回使うファイルになります。


そして、そのファイルデータを
CyberDuckのRUSTデータが格納されている場所まで行き
同じファイルがありますのでそれをドラッグし、上書きして保存します。

RustDedicated_Dataを上書きするために
親ファイルである rust_serverの場所にドラッグするとうまくいきます。


そして、RUSTサーバーを再起動すると
Oxideファイルが生成され、導入が完了するのですが

その前に

ConoHaやXserverでは自動アップデートの機能が
盛り込まれているので、それらが発動してしまいうまくインストールされない事があります。

Oxideファイルがうまく生成されない人

ConoHaやXserverでは
自動アップデートを起動の際に行うので、ファイルの整合性チェックが毎回入ります。

そのため、異物であるOxideファイルが導入されることで
毎回初期の整合データに戻してしまうことでうまくOxideがインストールされない事があります。
そのため


ConoHaやXserverのコンソールを開き
下記コマンドを入力して編集画面を開き、自動アップデートの部分を削除します。

コマンド

systemctl edit --full rust-server.service

これらを入力すると下記画面のような編集画面に映ります。

これらの[Service]から始まる
ExecStartPreから始まる6行目をすべて削除します。

編集が終わりましたら
CtrlキーとXキーを押し、保存するかどうかを聞かれますので
Yを押し、そのままのファイル名でエンターキーを押してエディタを終了します。

Ctrl+X => Y => Enter

これで、自動アップデートが解除されるので、Oxideのインストールが有効になります。


しかし、強制ワイプごとに自動アップデートがされないので
手動でアップデートする必要があります。アップデートは下記記事を参考にしてください。

最後に再起動コマンドと更新コマンドを打って、oxideファイルの生成を待ちます。
下記コマンドを順番に打ってください。

更新・再起動コマンド

systemctl daemon-reload

systemctl restart rust-server.service

プラグインを導入


このようにoxideファイルが生成されたら
中にある plugins ファイルに csファイルを突っ込むだけでプラグインの導入は完了です。

お疲れさまでした!
何か不明点などがあれば下記ページからお気軽にコメントしてください。

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RUA

ゲーム・デバイスが大好きです。色々なゲームに手を付けてます。同時に開発者でもあります。3D系統が得意です。

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