初めに
当記記事ではJAVA版と統合版で
立て方等を分けているので目次から目的の場所に
飛んでいただけるとわかりやすいかと思います。
JAVA版 統合版の違い
統合版の登場
JAVA版であればある程度自由に色々カスタムしたり
自分の好きな機能を追加する等のプレイが可能です。
自由度が高いのが主な特徴です。
一方で統合版が出たのですがこちらは
別のプラットフォーム同士で遊んだり
簡単にマルチプレイが出来るようになりました。
サーバーを開設する前にJAVA版・統合版の違いを見ていきましょう
JAVA版 | 統合版 | |
クロスプレイ | 不可 | 可 |
マルチプレイ | 可 | 可 |
MOD | 利用可能 | 一部のみ可能 |
JAVA版は飽きた時に遊べる
MOD(ユーザーが作成した追加コンテンツ)や
細かなカスタマイズ・自作のプログラム等様々な遊び方が可能です。
統合版では
簡単にマルチプレイが出来る・別プラットフォーム
(PS・携帯・スイッチ・パソコン)等で一緒にプレイ出来るというのが強みです。
どちらにしろ誰もがいつでも遊べるような場所
を提供するにはサーバーが必要となります。
ただ、統合版に限って言えば
遊びたい時だけホストがそのワールドを開くという事も可能です。
サーバーを建てるならポート開放するのでセキュリティ対策しといた方が良

サーバーを建てるためにポート開放をする。
又、MODを入れるのであればセキュリティソフトを入れる事をおすすめします。
これはサードパーティ製であるMODには
かなりワームウェアやウイルスが入ってる事が多いからです。
又、ポート開放の仕組み上
セキュリティが著しく低下するからです。
特に海外サイトで拾ったMODとかには
かなりの好確率で良くないプログラムが含まれていたりします。
統合版サーバーの立て方・マルチプレイの仕方
まずマルチプレイとサーバーの違いについて説明します。
マルチプレイ | サーバー | |
コマンド操作 | 〇 | 〇 |
ホストがいなくてもプレイ可能 | × | 〇 |
プレイするまでの難易度 | 簡単 | 普通 |
マルチプレイ
重要
マルチプレイは簡単にプレイ可能な反面
マルチプレイホスト【ワールドの持ち主】
がいない状態でプレイが出来ません
要はセーブデータを持っている人が
ゲームを開いている時のみ一緒にプレイが可能です。
サーバー
一方でサーバーは24時間開放可能
(数時間だけ開くことも可能)
プレイヤーがゲームを起動していない状態
でも他の人が接続しゲームを遊べる状態を作れます
つまり、アドレス(サーバーの住所)
を知っていて、開いていればいつでもゲームに接続して
建築や物を作ったりが可能です。
(※バックアップもサーバーの方が取りやすいので荒らし対策になります)

統合版マルチプレイの仕方
マルチプレイ可能な機種
- Windows10
- Nintendo Switch
- Xbox one
- iOS/Andloid (スマホ)
- PS4・PS5
※WindowsのJAVA版・VITA・3DSは一緒にプレイ出来ません。
プレイに関しては
XBOX IDの「ゲーマータグ」で
フレンド交換をして、遊ぶから招待をするだけの簡単な作業です。
「遊ぶ」をクリック

参加する場合は 上のタブの「フレンド」をクリック

ここでフレンドを追加すると
オープンであればここに入れるサーバーの一覧が表示されます
プライベートであれば、鍵マークで出るか招待を受け取ることで参加可能です。
自分が立てるのであれば上のタブから「世界」をクリック

世界のタブを押してから
新しく作るをクリックし、新しく作るを押し
ワールドの設定をした後開きます。プレイヤーの招待はゲーム内で行います。
統合版サーバーの立て方
統合版では
3種類のサーバーの立て方があるのでそれぞれ説明いたします。
少し難しいなと感じたら
セキュリティ問題もあるので簡単なAgamesなどで立てる事をおすすめします。

方法1:自分のパソコンでサーバーを建てる
自分の現在持っているパソコンでサーバーを建てます。
サーバーを立てている間(起動している間)のみワールドが公開される形になります。
セキュリティと電気代には注意しましょう。
手順1:ポート開放・IP固定
サーバーを建てるにはポート開放という
ゲームのホストになるパソコンの玄関をあけてあげる作業が必要です。
詳しくは下記記事で解説しています
手順2:サーバーをダウンロード

上記のボタンを押すとこのような画面になるので
Windowsの方は左のWindows用サーバーソフトウェアをダウンロード
そして、ZIPファイルとしてダウンロードされるので
解凍したのち、中のexeファイルを開くとサーバーが起動します。
手順3:接続
IP確認サイト等でIPアドレスを確認した後
接続する方(友達等)にIPアドレスを教え、接続します

一番右の「サーバー」タブを開いて
一番下の外部サーバーへ接続するを押すと上記の画像の画面になります。
サーバー名:適当(好きな物)
サーバーアドレス:localhost (友達は先ほど調べた数字)
ポート:基本的にこのまま。 JAVA版は25565 統合版は19132
※自分で自分のサーバーに接続する場合は
[ localhost ]とアドレスに打って接続します。
接続出来ない場合はポート開放が失敗しているか
サーバーが正常に起動していない可能性があります。
注意事項
ポート開放やサーバー開放はセキュリティが著しく落ちる
ポート開放は玄関を開ける行為なので
ある程度の知識が無いとセキュリティ的に危険です。
ゲーマー向けの軽量で
不審な動作を検知するソフトウェアを追加で入れるのも手です
電気代が割と高い・パソコンの寿命を縮める
これに関しては例えば
24時間稼働して 電気代が約2000円行かないくらいかかるとしたら
レンタルサーバーであれば月数百円で済んでしまうので
コスパ的にどうなの?という所です。
又、パソコン等を24時間起動しているのは
Windows機や一部の機器にとっては良くないです。
なのでレンタルサーバーをお勧めします。
レンタルサーバーに関しては3つ目の手順で後述しています
※数字じゃなく 〇〇〇.com とかで接続させたい人
〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇
ってわかりずらいですよね?
〇〇〇〇.net や 〇〇〇〇.comで
接続させたい方は下記でドメインを取得しましょう。
お名前.com

大手サイトなので情報が多く
コントロールパネルも使いやすいです。
最近ではサーバーにも力をいれているようです。
Xserverドメイン

コントロールパネルがめちゃめちゃ使いやすいです。
元々サーバーをメインに運営していたので
サーバーに強くそのままドメインもサーバーも利用可能です。
こちらでドメインを取得し
DNS設定・DNSサーバー等で変換をすれば完了です。
※DNSとは※
DNSは 〇〇〇〇.net等のドメインを
サーバーアドレスに変換してくれるサービスです。
方法2:Realmsを利用する
これはレンタルサーバーにかなり似ているのですが
似て非なるもので、サーバーをいじる自由度は低い物の
Minecraft公式が提供しているサービスですので安心感があります。
手順1:Minecraftを開いて「世界」からRealmsを選択

下にあるRealmsをクリックすると
Realmsのページに推移します。
手順2:Realmsをレンタル

そうするとこの様な画面になるので
「今すぐ加入」もしくは「無料試用版を始める」をクリックします。
その後は月額930円で使用出来ます
初めてであれば1か月無料でお試しする事が出来ます。
方法3:レンタルサーバーを借りる
一番コスパが良いとされる
レンタルサーバーを借りるという手段です。
レンタルサーバーであれば
ポートをサービス会社が管理
してくれているのでポート開放不要という利点もあります
一昔前まで難しいというイメージでしたが
現在であれば自動構築や専用サーバーが出てきているので簡単に構築出来ます。
手順1:借りるサーバーを選ぶ
まずは借りるサーバーを選びましょう。
Conoha VPS

ワンクリックで自動構築してくれるという機能がついており
初心者でもわかりやすいというのが利点になります。
ワンクリックで素早くポート開放不要で
サーバーを構築する事が可能です。
こちらのページから飛ぶと
最大1か月無料でMinecraftサーバーを構築できます。
Agames

マインクラフトを主に様々なゲームサーバーを提供している所です。
大人数でも耐えうるような高性能と
強いサーバー機なのにめちゃめちゃ安いというコスパが強みです
負荷分散や大型サーバーも構築可能な機能がそろっています。
手順2:実際にサーバーを立ててみる
上記で紹介したサーバーの立て方は
別途記事にて利点を含めて詳細に書いておりますので参考までに。
CONOHA VPS立て方
AGAMES立て方
手順3:プレイする
構築が完了したら
どちらのサービスもサーバーアドレスが公開されますので
それらを友達に教えたり自分で入力してプレイを開始します。
JAVA版サーバーの立て方
JAVA版に関しては2種類となります
方法1:自分のパソコンでサーバーを建てる
サーバーソフトを決める
Vanilla | Minecraft公式が提供する標準的なサーバーです。 |
Spigot (bukkit) | 複数バージョンでプレイ可能だったりプラグインを導入出来ます。 |
Forgeサーバー | MODを導入出来ます。クライアントとサーバーで用意する必要があります(※一部プラグインしよう可) |
Mohistサーバー | MODとプラグインを安定的に併用できるサーバーになります。 |
Paperサーバー | spigotを改良して軽量化したサーバーになります。 |
Airplane | Paperを更に更に改良して更に軽量化したサーバーです。 |
基本的に
ただMinecraftを遊びたいのであればVanilla
プラグイン(サーバー側で動作してユーザーがMOD等を入れる必要が無い)
を使用して遊ぶのであればSpigot
MOD(サーバーとクライアントで導入する事で新たなアイテム等を追加できる)
を使用して遊ぶのであればForgeかMohist
を選択すると良いかと思います。
バニラダウンロードはコチラ
Spigotダウンロードはコチラ
Forgeダウンロードはコチラ
ここではVanilla例に挙げて構築していきます。
手順1:ポート開放
サーバーを建てるにはポート開放という
ゲームのホストになるパソコンの玄関をあけてあげる作業が必要です。
詳しくは下記記事で解説しています

自サーバーでポート開放するのであればセキュリティ面がかなり危ういので
Windows標準機能ではなく追加でセキュリティソフトを入れる事をおすすめします。
ゲーマー向けソフトであれば動作が軽いので支障になりにくいです。
手順2:サーバーファイルをダウンロード・設定
今回はバニラサーバーを元に構築していきます
(Spigotもほぼ同じ手順です。ただ名前を変える必要があります)
上記サイトでサーバーファイル(.jarファイル)をダウンロードしましょう。

この画面の左下に表示されている
緑の〇〇〇〇〇〇.jarが最新版のファイルになります。
これを起動してみましょう。
ファイルを作成して、名前はなんでもよいです。
(出来れば日本語じゃない方が望ましい)
その中に先ほどダウンロードしたファイルを入れます。

そのファイルの中で右クリックし、新規作成からテキスト ドキュメントを選択
そしてその中に下記のコードを入力します。
起動コマンド
@echo off
java -Xmx1024M -Xms1024M -jar minecraft_server.1.18.2.jar nogui
pause
これの意味は後ほど説明します。このままコピペしてください。
下のpauseはエラーが起きた際に消えてしまうのでそのままログが残るようにする設定です。
これを保存し、テキストファイルの名前を start.bat 等に変えます。
.txtを.batに変えるのですが拡張子が表示されていないとファイルが変更できないので
もし、 「〇〇〇.txt」が表示されていない場合は
グーグルで「拡張子 表示」と検索して設定し表示させてください。

変更がしっかり出来ると画像のように歯車のマークに代わります。
java -Xmx1024M -Xms1024M -jar minecraft_server.1.18.2.jar nogui
赤い部分は先ほどダウンロードした「ファイル名」に変えて下さい
「server.jar」という名前に変えたのであれば
java -Xmx1024M -Xms1024M -jar server.jar nogui
となります。
次に緑の部分は最小使用メモリ
青い部分は最大使用メモリとなります。
この値が大きければ大きい程サーバーの処理能力が上がりますが
自分のパソコンのメモリと相談してください。
基本的にWindowsであれば
OSとゲームで2~4GBは使用しているので
8GB積んでいるのであれば最大2~4GB割り当て出来るという形になります。
そして先ほど作ったBATファイルと
先ほどダウンロードしたJARファイルを同じファイルに入れて
BATファイルをダブルクリックするとサーバーが起動します。
※JAVA版マイクラプレイヤーであれば
大抵は入っていると思いますが前提条件としてJAVAが必要です
(ダウンロード後は再起動が必要です)
1.17以上のJAVA版マインクラフト
を遊ぶ方は新しいリリース方法のJAVAが必要です。
こちらからJAVA17 JAVA16をダウンロードしてください
JAVA16・JAVA17のダウンロード
手順3:サーバーを起動
BATファイルをダブルクリックしたら
黒い画面が表示されいくつかファイルが生成されているかと思います。
仮にエラーで
「A JNI error has occurred, please check your installation and try again」
が出た場合は単純にJAVAのバージョンが違うとの事なので再度JAVAを入れなおしてください。
推奨JAVAバージョンはコチラです
バージョン | 推奨JAVAバージョン |
~1.7 | JAVA7 |
1.8~1.16.5 | JAVA8~JAVA11 |
1.17~ | JAVA16 |
1.18~ | JAVA17 |
そうすると一度自動的に
何かキーを押して終了と出てきて黒い画面が終了状態に入ります。
ファイルの中に「eula.txt」というファイルがあるので
そちらをダブルクリックして開いてください。
eula=false
となっている部分を
eula=true
に変えて下さい。
これで保存する事によってルールに同意したとの判定になるので
もう一度起動するとサーバーが立ち上がります。
手順4:起動
確認サイト等でIPアドレスを確認した後
接続する方(友達等)にIPアドレスを教え、接続します。
「マルチプレイ」タブを開いてサーバーを追加を押します。
サーバー名:適当(好きな物)
サーバーアドレス:localhost (友達は先ほど調べた数字)
ポート:基本的にこのまま。 JAVA版は25565 統合版は19132
※自分で自分のサーバーに接続する場合は
[ localhost ]とアドレスに打って接続します。
接続出来ない場合はポート開放が失敗しているか
サーバーが正常に起動していない可能性があります。
注意事項
ポート開放やサーバー開放はセキュリティが著しく落ちる
ポート開放は玄関を開ける行為なので
ある程度の知識が無いとセキュリティ的に危険です。
ゲーマー向けの軽量で
不審な動作を検知するソフトウェアを追加で入れるのも手です
電気代が割と高い・パソコンの寿命を縮める
これに関しては例えば
24時間稼働して 電気代が約2000円行かないくらいかかるとしたら
レンタルサーバーであれば月数百円で済んでしまうので
コスパ的にどうなの?という所です。
又、パソコン等を24時間起動しているのは
Windows機や一部の機器にとっては良くないです。
なのでレンタルサーバーをお勧めします。
レンタルサーバーに関しては3つ目の手順で後述しています
※数字じゃなく 〇〇〇.com とかで接続させたい人
〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇.〇〇〇
ってわかりずらいですよね?
〇〇〇〇.net や 〇〇〇〇.comで
接続させたい方は下記でドメインを取得しましょう。
お名前.com

大手サイトなので情報が多く
コントロールパネルも使いやすいです。
最近ではサーバーにも力をいれているようです。
Xserverドメイン

コントロールパネルがめちゃめちゃ使いやすいです。
元々サーバーをメインに運営していたので
サーバーに強くそのままドメインもサーバーも利用可能です。
こちらでドメインを取得し
DNS設定・DNSサーバー等で変換をすれば完了です。
※DNSとは※
DNSは 〇〇〇〇.net等のドメインを
サーバーアドレスに変換してくれるサービスです。
方法2:レンタルサーバーを借りる
やはり電気代の面からみても
レンタルサーバーがコスパ最強ですし
24時間いつでも負荷無で遊べるのが強いです。
また、ポート開放等も不要で
現在ではテンプレートが盛んに出来ているので特に難しい操作無く簡単に構築出来ます。
レンタルサーバーに関しては統合版と
一緒なので上記の統合版での解説を見ていただければと思います。
構築方法に関してはコチラで
JAVA版も統合版も解説しております。
CONOHAがおすすめ

ポート開放不要で
簡単にワンクリックで自動構築できるというのが利点の一つになります。
下記の紹介記事に自動構築の手順等を掲載しています。
月額数百円でポート開放不要の
24時間サーバーを構築出来て、ある程度知識を付ければ
カスタマイズし放題になるのでLINUXの知識をつけるというのもお勧めです。

以上:マイクラサーバーの立て方
以上マイクラサーバーの立て方でした。
分からない点があればお気軽にご質問下さい。
なるべく早く返答致します。
自サーバーで立てる事が厳しければ
素直にVPS等を使用するとコストに見合った労力で済みます。
自サーバーはポート等の問題で立てる際に
様々な問題が発生する事がありますがマインクラフトの仕組みを理解していれば徐々にひも解いてトラブルを解決できるかと思います。それらもお気軽にコメントいただければと思います。
※〇〇を張ってくれ!等は
向こうのリンク許可等もあり、サイトの運営元にて
問題が出るのでご自分で調べていただけると助かりますm(__)m