CONOHA VPSでマップシードを変更する方法

こんにちは。
マップシードを変更する方法について詳細な変更方法等が欲しい!
という方が多かったため該当記事を作成させて頂いております
基本的には
マップシードの変更方法として、公式マニュアルがありますが
ある程度大雑把に書かれているため、変更が出来なかった!!等の方のための詳細マニュアルとなります。
公式マニュアルは下記から閲覧可能です。
リンク一覧
公式マニュアル
CONOHAって何?という方
※該当ページ下部に、CONOHAでの操作方法等がまとめられています。
CONOHA VPSでマップシードを変更する方法について
まずは上記の自動構築テンプレートで
CONOHAのサーバーが構築されている事を前提にお話しさせて頂きます。
構築や、初期設定等は上部のリンク一覧からご参照下さい。
手順① RUSTのマップシードサイズを決める
まずはマップシード・サイズを決定します。
※シード・サイズを変更するにあたって
現在のマップデータなどが消えるので現在運営しているサーバーであれば強制ワイプを待ちましょう。
(※変更にあたりブループリントなどを保持することは可能です)
強制ワイプとアップデートの方法については下記をご覧ください
新規サーバーであればささっと変えてしまうと良いです。

さて肝心のマップシードとサイズですが
RUST MAPSを使用して決めるのがおすすめです。
下記サイトで好きな
シード値とサイズの一覧で出来上がりを確認することが可能です。
おすすめは左タブからサイズは大きいですが
「トレインヤード」にチェックを入れてトレインヤードがあるマップがおすすめです。
こうすることで列車を使用できるマップを構築する事が可能です。
左にマップサイズの指定タブがあるので
こちらでマップサイズを指定していきましょう。

マップサイズは
小規模サーバーで2500~3500
大規模サーバーで3500~4500 がおすすめとなっています。
人数が多く入る予定であれば
マップサイズが小さいと建物密集地帯になってしまい
逆に人数が少ない予定でマップサイズが大きいと走っても走っても人と合わないみたいな状況が出来上がってしまいます。
良さげなマップが見つかったらクリックして開いてみましょう。
拡大されたマップと詳細な情報が出てきます。

今回筆者はこちらのマップに決定しました。
マップシード:1034737721
サイズ :4500
砂漠地帯多めで雪山少なめ
トレインヤードと発射地点があるなどの観点からこちらを使用しました。
お気に入りのマップが決まったら
マップシード・サイズを控えます。
左下にマップデータという蘭があるので
こちらのコピペマークを押して控えましょう。

これらが出てこないという方は右上にシェアボタンがあります。

これをクリックし、
そこにあるマップ情報を控えます。

シードをマップサイズどちらも控えたら
実際にサーバーに適応させていく作業となります。
手順② コンソールでマップデータをサーバーに設定
今回は、FTPソフトではなく
CONOHAに付属しているコンソールで設定しようかと思います。
MACの方
MACの方は付属のターミナルで接続する事が可能です。
MAC の方ですとWEBでコンソールを操作すると
うまく動作しない可能性があるのでターミナルを使用する事を強くお勧めします。
ターミナルでの接続方法は
ssh ユーザー名(root)@サーバーIPアドレス -p 22(ポート番号)
となります。
例: ssh root@111.111.111.111 -p 22
これでうまく接続できるかと思います。
この後、YES or NOを聞かれましたら
yesと入力した後に、パスワードを入力しエンターを押すと接続完了です。
作業を始める前に不用意なトラブルを避けるために
しっかりとRUSTサーバーをコマンドで停止させましょう。
コマンドは
「systemctl stop rust-server.service」 です
さて、ログイン・サーバー停止が完了したら
次にマップデータを実際に設定していきます。
※コンソールのログイン方法は別途記事に解説されています。
起動オプションの
ファイルにアクセスするために以下のコマンドを打ち込みます。
systemctl edit --full rust-server.service
そうすると下記のような画面になるかと思います。

7行目にPCの矢印キーで移動し
画像の赤枠の部分を編集していきます。
不具合で矢印キーが反応しない場合は
シリアルコンソールを使用するとうまくいく可能性があります。
(特にMAC使用の方はバグりやすいです。そのためMAC使用の方はターミナルの使用をお勧めしています)
ターミナルの7行目を
矢印キーの右で移動すると設定項目が出現します(右に長いので移動しないと見えません)

identityの変更
「 +server.identity 」をまずは変更します
これはワールドのファイル名に影響します。
すでにマップを作成している場合は
ここを変更しないと上書きできずうまくワールドが変更されない事があるので変更しましょう。
"" の中を変更するとそのファイル名になります。
シードの変更
「 +server.seed 」の数字を先ほど控えた
シード値に変更しましょう。シード値は間違えないようにしてください。
サイズの変更
さらに右の方へ矢印キーを操作して進むと
ワールドサイズという項目が出てきます。

ワールドサイズも先ほど控えたワールドのサイズを入力します。
手順③ コマンドで保存し、サーバーを起動
書き換えが完了したら、エディタの状態で
コントロールを押しながら「O」を押しそのまま
ファイル名の入力画面になるのでエンターを押して保存します。
その後、コントロールを押しながら「X」を押すことで
エディターが終了し、再度コマンドが入力できる状態に戻ります。
そして、下記コマンドを入力しましょう
systemctl start rust-server.service
このコマンドをうち、しばらく待ちましょう。
再度コマンドを入力できる状態に戻ればサーバーの再起動が完了です。
これにてシード値の変更とサイズの変更が完了です。
ファイル構成としては
新しいマップ・ブループリントを保存したファイルが
新しく作成されるような設定なので、戻したい時は初期値をメモしておき、初期値に戻しましょう。